フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

昨日とは違う自分を感じる

去年(2009年)よりグループレッスン(於:京都市男女共同参画センター)の回数を増やして1ヵ月。ほんのわずか回数を増やしただけ(毎週1回の通常レッスンのみ→+「月イチ火曜レッスン」「特別レッスン」)なのに「レッスンを中心に一週間が回る」状態です。


実際にレッスンを開く2カ月前から、施設利用の申込みに行き、レッスンテーマを考え、チラシを作り、告知をし、レッスン案内メールを送り、レッスンを読みこなし…としている間に、当日を迎えることになります。1週間前にあったことが、1カ月前(或いは、それよりずっと前)に起こったことのように感じる始末です。



時間が速く過ぎていく感覚はどの年齢でもありましたが、今回のそれは、子ども時代のものに似ています。会社員時代、勤務時代も毎日があっという間に過ぎてゆき「時間が経つのが速い〜」と毎年思っていました。でも、ここ半年位の時間の過ぎ方は少々違うようです。


会社員時代は「忙殺される」という感覚でした。「片付ける」「こなす」毎日。今は、子どもの頃のような「夢中になって遊んでいたら、日が暮れて…1年過ぎていた」感覚です。そして、何より違うのが、会社員時代が「知識や情報ばかりが積まれていく表面的な変化」だったのが、今は子ども時代の「外からやってきた知識・情報でない、”自分で見つけた何か”がある内側の変化」であることです。


知識や情報が増えても、自分のふるまい・行動・物の見方や考え方が変わるとは限りません。でも、これまでと違うふるまいをしている自分に気がついた時、「変わったかも」(正確には「変わった!」「変わっている!」ですね)と感じることができます。子ども時代によく感じていたこれらの感覚を、今また別の場面で子どもではない自分にも感じることができるのはとても嬉しく、ありがたいです。