フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

できた〜〜!=首が長いからじゃなかったんだ

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンを
初めて受けた時からの私の課題(難題)のひとつは
仰向け寝で、頭だけを持ち上げる
これができない…
この動きは、2005年に仁和寺のワークショップに参加して以来ず〜っと
まともに出来たためしがない私にとって「鬼門」です。


この動きの指示を耳にする度
ああ〜、またこれだ…
と「いや〜な」感じが頭とカラダの中をぐるぐる回り始めます

でーきたできた♪

その頭を持ち上げる動きができたのです!
グループレッスンを受けて身体の使い方が整った後でもない
特別なにも身体を動かしていないのに
この超苦手な動きができました!


何をしたのか?
背中(胸椎7番より)から頭にかけての部分に
マットを敷いてほんの少し高くしておいただけ
その状態で頭を持ち上げようとしたところ…
大した苦労もなく、首に筋を浮かせることもなく
私の頭が持ち上がるではないですか!!
キツネにつままれたようです

原因は別のところにある

これまで、必死に頭を働かせても
また、多くの人のアドバイスを受けても
持ち上がらなかった私の頭

持ち上がらない理由を
  A)首が長いから
  B)筋力が足りないから
  C)余分な力がどこかに入っているから
として自分をなぐさめてきましたが、なんのことはない
頭を持ち上げるための「姿勢」「体勢」を分っていなかっただけ
のことだったのです。

一度学べば大丈夫

以前なら、グループレッスンを受けてその終了間際
一度だけ持ち上がり「やった〜!」と喜び
翌朝はもう持ち上がらない…の繰り返しでした。
でも、今回は違います。
翌朝、試してみても頭を持ち上げることができるし
何より、背中に敷いた“体勢整え用”マットを外しても問題なし!


やっぱり、カラダは頭がいい のです♪
楽な状態で、実現できた動きについて
身体は自律的に工夫し学ぶようです。
ここに私の頭はあまり関与した形跡はありません。
補助輪なしの自転車に乗れるようになるのに
頭で考えたって役に立たないのと同じですね。