耐えられる?
フェルデンクライスのレッスンの後、レッスンの感想を
求めたり求められたりすることがあります。
以前、レッスン受けるだけの立場だった時は
「そんなん訊かれても、上手いこと言えへんわ」
「言葉になってるけど、今は口を開きたくない」
「なんか感じてるけど…」
「しばらく放っておいて欲しいなあ」
と思っていました。
それが、レッスンをする側になって分かりました。
参加者にレッスンの効果を感じて欲しい自分がいることに。
特にフェルデンクライスを初めて体験される方に
・良い印象を持ってもらいたい
・レッスンを否定されたくない
・身体が軽くなるなどプラス面を感じて欲しい
等と思っているのです。また私自身もレッスン参加者に
目に見える(良い)変化があることを期待しています。
それらを確認する、いえ、自分が安心するために
感想を訊こうとしているのかもしれません。
大切なこと
レッスンをした側から見える具体的な変化や
レッスンを受けた側の言葉化できた身体の変化
が大切なのではなく、双方が
自分の中で
何に気がついたか 何を見つけたか
です。 目の前の結果を追いかけようとしたり、気にしがちですが要注意です。自分が聞きたい感想が出てくるように「持っていこうとする」ことにも要注意。
何が出て来るか分からないのがフェルデンクライスです。