フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

老い・老化・成熟

A)老いを慈しみ、ともに育む

B)不安と悩みを洗い流す
C)「堂々たる」老人になるために

これらは雑誌の新聞広告にあったものです。(雑誌名は記事の最後をご覧下さい)
これまでは何の違和感もなくながめていたこれら50歳以上向け雑誌の言葉に、とういうわけかトゲのような引っ掛かりをおぼえる自分がポンっと現れて戸惑っています。

ルーシーさんを見て混乱

3月15日から始まった「Bones for Life(ボーンズフォーライフ)」の講習に参加して、毎日ルーシー・アローンさん(講師)の姿・言動をそばで見ているせいでしょう


講習会前なら「当たり前」だったことが、ルーシーさんを見ることで「疑問を抱く」ようになりました。私の内外の「高齢者像」がとても揺さぶられている感じです。


だからでしょうか、70歳以上と思われる方々を講習会行き帰りで見かけると、自分の中で整理がついていないからなのか、何だか訳もわからずイライラしてきます。


『年がいく』ということは「こういうもんだ」という自分の中と外のイメージや概念がひっくり返されて、私は混乱しているようです。

“生”ルーシーさんの存在

ルーシーさんを見ていると、全く新しい概念に出あったような新鮮さと困惑(混乱)が私の中にあります。
しかも、本の中の文章でも、TV映像でもなく、“生の”ルーシーさんが毎日私達に講義し、動きの例を見せ、質問に答え…。「口だけ、言うだけでない」人物が目の前にいるのです。しかも、「動作」「姿勢」について、ルーシーさんよりずっと“年齢的に”アドバンテージがあるはずの私達が彼女にはるか及ばない

老化vs成熟

  ・年齢を重ねる
  ・年をとる
  ・老化
どうやらそれぞれ別のことのようです。そしてルーシーさんを見ていて思うのは

年齢を重ねることと
成熟していくことは別

年をとることは
誰にでも起こり
放っておいても「そうなる」けれども
心身共に成熟していくには
別の何かが要る

です。うーん


それは、ルーシーさんがおっしゃる
 ・妥協しない
 ・改善(向上)する
なのかなあ。

雑誌名

A:「介護のことがよくわかる本」株式会社プロト コーポレーション
B:「プレジデント50plus」プレジデント社
C:「週刊現代講談社