フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

サプライズその2〜田中千晶さんのバリ舞踊

昨日は、ルーシー・アローンさん(Ruthy Alon)の
Bones for Lifeトレーナープログラムの最終日でした。
午前中は仕上げの講義とレッスン。
午後は、トレーナーの認定式+α。

初めて見るバリ舞踊

トレーナー認定証の授与式の後に、サプライズがありました。
今回のプログラムに参加されてるバリ舞踊家の田中千晶さんによる
バリ舞踊のミニ舞台があったのです!

田中千晶さんのHP「バリ舞踊 プルナマ・サリ」こちら


しかも、
  1)衣装の着け方(帯の巻き方)
  2)千晶さんの踊り
  3)バリ舞踊の姿勢のミニ体験レッスン
という内容が濃いもの。(ルーシーさんの講習並の濃密さ)


1)衣装の着け方(帯の巻き方)
本格的な衣装の下、土台となる帯の巻き方を私達に見せてくださいました。
田中千晶さんが
 ・今回Bones for Lifeの講習を通して実感されたことと
 ・ご自身が普段バリ舞踊で考えていらっしゃること
との関係性や気づきを、バリ舞踊の衣装を通してシェアしてくださったのです。(*Bones for Lifeの特徴的なレッスンに、7mの布を身体に巻いて動くものがあります)
午前中最後のレッスンで、7mの布を巻いて動いた私達には、その独特の感覚がまだ身体に残っている中で、田中さんのお話を聞き巻き方を見たことで、バリ舞踊の身体の在り様の一端を感覚を通してみることができたのではないかと思います。


2)田中千晶さんの踊り
女性らしい特徴のある踊りを披露してくださいました。
バリの女性が綿を摘み、糸を紡ぎ、布を織り上げていく様子を踊りで表したものです。
 上半身に巻いた布のサポートがあって、踊りが楽にできる
と田中さんの言葉でしたが、「ヒトのカラダは、あんなにも『分化』して動きができ、それを通して女性らしさや物語を踊りで表現できるんだ…」という驚きに圧倒されていました。


3)バリ舞踊の姿勢のミニ体験レッスン
  ・立ち方
  ・手の親指の曲げ方
  ・手首、肘、肩の位置
  ・男性を表す時の手足の形
を教えていただきながら、参加者全員で動きます。
「手がつる〜!」と叫んでいたのは私です。動く以前に、その姿勢で楽にいること自体が難しいのですから。それでも、講習で習った胸や肩甲骨の使い方を思い出して応用してみると、ほんの少しですが楽でいられます。(動けません…)


素敵な時間をありがとうございました

田中千晶さんの御出演情報

「ラーマヤナ物語」 
  月日:5月16日(日)
  場所:東京 中野・スタジオあくとれ 
第二回関西バリ舞踊祭
  月日:6月 6日(日)  
  場所:岸和田 岸城神社

*詳しくは、「バリ舞踊PurnamaSari ニュースと出演情報」をご覧ください