フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

何度も言ったのに

  「この4年間何度も言ってきてできなかったことが
  どうして急に出来るようになったの??」
昨日、私の実技への講師からのコメントです。


実技(プラクティカム)で、私が一番心配していたのが「自分の身体を上手く使えないまま、レッスンを進めること」です。
  自分の腕の力だけで相手(クライアント)を
  動かそうとしない
何度も耳にし、見て、直接アドバイスを受け、意識もしてきたけれど、全く改善しない…


それが、実技中、いつもとは違う身体の使い方をしている自分に気づいてびっくりします。
  「あれっ?もしかして出来てる??」


同時に、これまで何度も私に向けられたアドバイスの意味(言葉の意味)を理解することができました。
  「ああ、講師や同期生の皆はこの事を
  繰り返し言ってくれていたんだ〜」


数式が解けるといったことと違って、身体を使うことの理解は、身体がその動きを出来た時点でないと「わからない」ようです。
逆上がりが出来ない時に、逆上がりの感覚をいくら言葉で説明されても、ピンと来ないことに似ています。