フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

気だてがいい

【気立て】
(多く、良い場合に用いて)
心の持ち方。心だて。性質
広辞苑

新聞の書籍広告にあった


「『気だてのいいひと』宣言!」
香山リカ/著、東京書籍


を目にして「『気立て』って、誰かが言っているのを直接聞いたことないなぁ…」と気づきました。


私自身について言われたことがない!ことはさておき、
子ども時代から今まで、両親や周りの大人(特に高齢者)から聞いたことがありません。


「気だてがいい」は、かなり上級の誉め言葉だからでしょうか?
(人は人をそれほど誉めるものではないから、耳にしないだけかも…)


不思議に思って、父母に訊いたところ
  「(自分達は)使ったことがある」
  「聞いたことがある」
という返事。


父は「『気立て』って聞くと、年寄りが子どもを誉める時に言う場面を僕は思うけどなあ」とのこと。
対大人ではなく、対子ども?


何が引っ掛かったのか?


本のタイトル
  「気だてのいいひと」宣言!
が何を意味しているのか分からなかったからです。


「気立てがいい」は他人から評価されるものであって
それを“宣言!”するってどういうことだろう?と思って。


本の紹介には

競争社会も成果主義も、いりません。
今求められているのは、最も新しく誰もが持っている、
「気だて」のコミュニケーション。
(「気だてのいいひと」宣言!、広告文より)

気になったら、書店で本を手に取って&買って♪
ということなのかな??


皆さんは、ご自身が言われたり、或いは
誰かがそう言われているのを聞いたことがありますか?