自分がなくならない体操(動きのレッスン)
「難産傾向だから、体操しなさい。『妊婦体操』やりなさい。」
(と産婦人科医は妊婦に言うけれど)
妊婦体操にみたいな意識的にやることなんか意味ありませんよ。
でも、この頃(そうしたことを)言う人いなくなりました。
効果がないから。
意識的にやることなんか、効果ないんですから。
本を見ながら「オイッチニ、オイッチニ」ってね、
手を上げたり下げたり…
そんなことをやっていても
自分がなくなっていくばかりでしょ?
おもしろくないんですよ。
★★吉村医院・お産の家→こちら
(素敵な写真をスライドショーで見ることができます)
★★「玄牝(げんぴん)」(河瀬直美監督)のサイト→こちら
(吉村医院のドキュメント映画です)
そうです。
自分のためにやっているはずの体操なのに
「自分がなくなっていく…」
そこまではっきりと感じたわけではないけれど
これまで経験したエクササイズなどの“体操”系は
おもしろくなかったデス。
インストラクターや指導者の動きを必死に見て、まねて…
(思うように動かない自分の身体に)ガックリして…
そんな私が、フェルデンクライス・メソッドを続けているのはナゼか?
(身体を動かすということからすると「体操」です)
吉村先生の言葉を聞いてわかりました♪
「自分がなくならない」体操だからです。
動きのお手本はありません。
レッスン指導者の声(動きの指示)を聞きながら
自分の楽さ、心地よさで動いていくのです。
目を閉じていたら、周りの誰かと比べることがありません。
気楽にのんびり動いていきます。
自分の心や身体のためにすることで
「自分をなくす」必要はありません。
それにしても、「自分がある」って楽だし面白いし、楽しいです。