フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「だし」は病みつきになる美味しさ

私は実験科学者で、砂糖、油、だしには病みつきになるおいしさがあることを研究してきた。ハツカネズミを使って、油や砂糖1滴を口にするために、どこまでレバーを押すか実験した。コーンオイルで150回、20%の砂糖水で50回。かつおだしでは50〜60回押した。これはどれだけネズミが必死でその食べ物を食べたいかということを示す。
朝日新聞2011年2月28日付朝刊、【健康・医療フォーラム】)
(伏木亨さん:京都大学農学研究科教授の記事から)

この記事を読んでうなずくと同時に、油の「やみ付き度」の高さにビックリ!
「だし」の3倍も強力とは。


普段、油や砂糖を含む食べ物を口にして「これは怖いものがあるな…
(習慣的に食べたくなる魔力がある)と感じています。
それでも、ストレス度が低い時はあまり口にしようとは思いません。
魔力に引き寄せられずにすみます。それが、ストレス度が上がると
あっという間に「油&砂糖」コンビの餌食に。


「だし」が美味しいこと、しかも「なにも味付けをしなくても」
十分美味しいことを身体は知っています。それでも時に負けてしまいます。
「だし」を口にすると(たくさん飲んでも)「安心感」があるのが、
「やみ付きコンビ」との大きな違いです。