フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

おじさんにだってなっちゃう

フェルデンクライスの個人レッスンを受けると
私の場合、時に「変身ごっこ」のようになります。


モデル:ランウェイrunwayでも歩けそうな感じに!
女将:和服を着てお客様をもてなしつつ、老舗旅館をきりもりできそう♪
超人ハルク:手足・首が太くなって恐いものナシ!
半覚醒:起きているのか寝ているのかよくわからない…ボンヤリ状態
小学生:好奇心いっぱい、要らないものがそぎ落とされたよう
・etc…


これまでの変身歴の一部です。


いつもの私じゃない私が、レッスン後の動きの中に表れてきます。
自分の身体なのに、「これダレ??」といった感じです。


レッスン前に「モデル風に歩きたい」とリクエストするわけではないのです。
フタを開けたら何かに変わっていた、というだけで。
ですから、レッスンの受け手(私)もレッスンする側(プラクティショナー)も
レッスンの後、なにが出てくるかは予測がつきません。


昨日の個人レッスンでは「ヤクザなおじさん」に変身していました。
  ・身長は低くなり
  ・首や太もも、二の腕が太くなり
  ・肩で風を切るように歩いている
  ・目つきもキツイ


今回は「動きの変化」に加えて、「」も変わりました。
低い声に変わっていたのです。


これだけ自己イメージが変わると、笑いたくなるくらいおもしろい。
動きが変わるだけでなく、性格も変わるのですから。
恐いものなしになったり、不安気になったり、アグレッシブになったり…


ただ、変身ゴッコはとても楽しいのですが
脳も身体には、ちょっと大変なようです。
昨日のレッスン後に強い眠気がやってきて、
おじさんは、あっという間にどこかへいってしまいました。


着ている服やアクセサリーのデザインや色で
自分の気分や相手に与える印象が変わるように
動きを工夫すること、身体の在りようを変えることで、
服を着替えること、色に気を配ることと似た効果が得られるかもしれません。


身体(動き)は、おもしろい!