フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「わかる」と「わかる」

先日(9月11日)の佐藤学さんの講演会でのお話から。

「理解する」には2種類ある
  understand:言葉による理解
  appreciate:「おもしろいね!」という理解


何をしているのか
言語(頭)で理解しようとする」のと「感性で理解する」
のちがいですね。
(※お話を聞いてのメモなので、不正確かもしれません)

驚くべき学びの世界in京都」の各展示室の前で流れているDVDでは
子どもたち(就学前)の、言葉なんか通さず、好奇心をもって
どんどん探索してどんどん学んでいく様子を見ることができます。
(動画類が苦手な私が、じっと見ていられるくらいおもしろい!)


この話を聞いて、またまたフェルデンクライスに結びつきます。
レッスンを受けていると「言葉をすっ飛ばして」何かがやってきます。
脳(考える部分)をかすりもしないで、トンッ!と来るというか。


そして、すっ飛ばされ唖然(キョトン)としがならも脳は
一生懸命に言葉をつけていくのです。
(私のどこかで「そんなことムダ♪」という声が聞こえてきます)
(でも、脳としての反応?だから仕方ないようです)


フェルデンクライス・メソッドの場合
「感性」とはちがうのかもしれません。
体性」といった方がいいかも。


何によって(何を通して)、何を理解し、どう行動するのか?
おもしろいテーマです。
だから、私はフェルデンクライスを続けているのでしょう。
(私のどこかがケタケタ喜んでいるから、仕方ありません)

understandの意味→こちら
appreciateの意味→こちら
  (goo辞書:英和辞書より)