八つの言葉
水たまりで泥水をはね上げたり
泣き叫んだりするのは子どもの本能。
そう考えて園児には次の八つの言葉を
言わないようにしている。
汚い、危ない、みっともない、うるさい、
散らかっている、はやく、下手ねえ、
何の役にもたたないー。
(2011年11月6日付、朝日新聞朝刊、25面)
(「遊び〔5〕時には泥んこ〜汚して笑って育む主体性」より)
大人の私が読んでもウレシクナイ言葉が並んでいます。
・危ない
・汚い
・うるさい
・みっともない
から「やめなさい」と禁止。
・散らかっている
から「片付けなさい」と命令。
・はやく
と動作や行動のスピードUpを求めらる。
・下手ねえ
・何の役にもたたない
に至っては批評しているだけ。
こんな言葉に囲まれて育ったら、生活したら…
他人にも、自分にも言わないようにしたいものです。
記事と一緒に載っている写真の中の男の子は
海水パンツ一丁でニコニコと泥の中♪
この笑顔を潰すのは、壊してしまうのは
周りから八つの言葉を言われていた
かつて子どもだった大人なのかもしれません。