フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

伸びたり縮んだりもいいけれど

フェルデンクライスのレッスンを受けた感想を
これまでブログに書いてきました(昨日も書いてます)


  背が高くなった/低くなった
  声が高くなった/通るようになった
  重心が低くなった/どっしりした感じ
  分厚いガラス越しに見ているよう
  モデルになった/バカボンのパパになった
  物が立体的に見える/視野が広くなった
  反応が遅くなった/気持ちが落ち着いた
  身体(動き)が軽くなった/重くなった
  身体(動き)が楽になった/けだるくなった
  etc…


これらは、どれもレッスン後の感想です。


「身体(動き)が軽くなった」は、想像できます。
でも、「背が高くなった」ら、どうなのか? 
「物が立体的に見える」から、どうなるのか?


感覚(実感)として、とても面白いのですが
それが、どうしたの!? So,what?」という声が聞こえてきます。


レッスン後の身体・知覚の変化が強烈でおもしろくて
ついついそればかり話したり書いたりしていますが
本当のおもしろさは「レッスン中」にあると思います。


バカボンのパパ」になった先日の個人レッスンでは
 ・どこに焦点を当てて物を見るか?で身体が変わることを
 ・バランスを取るとは「身体を固める」ことではないを
気づき、学びました。


遠く/近くに眼の焦点を合わせると、骨盤の前後の傾きが変わります。
足元を固めてしまうと、かえってバランスは取りにくくなります。


こうした気づきは、レッスンをしなくても
日常生活の中で再現できることにつながります。
(「バカボンのパパ」になることは再現しにくい)


「自分のものにした(身についた)」感があること
場面が変わっても応用できること
頭と身体の結びつきが生まれること
それが、フェルデンクライスの面白さの一つだと思います。
(「バカボンのパパ」になることが本題ではありません♪)