何を言うか、何を言わないか
先週の朝日新聞「おやじのせなか」は
NHKチーフアナウンサーの有働由美子さんでした。
うろ覚えで申し訳ないのですが、記事には
お父さんから「お前は美人じゃないんだから…浪人などせず
さっさと大学に入りなさい」など言われていたとありました。
「美人でないのだから(浪人しているとますます)お嫁に行けなくなる…」
という意味のことだと解釈しました。
読んで気がついたことが、私の容姿について
私の両親は良い&悪いを言ったことがない…ということです。
(これは、初めて気がつきました)
太い/細い
白い/黒い
長い/短い
低い/高い
バランス(形)が良い/悪い
器量がよい/わるい
大きい/小さい
etc
いやいや、父が言ってることがありました。
「(鼻が)丸い」
「(目が)垂れている」
これを言うときの父はニコニコとした表情なので
私は「チャームポイントなのだろう♪」と都合よく解釈しています。
(※母は何も言いません←これはスゴイことだな〜)
二人とも「似合う」は言っても「似合わない」は言わない。
「それは良い」はあっても「それはダメ」はない。
他に何について言われてたことがないかな?と考えると
・学校の成績
・学校/会社選び
・結婚する/しない
(単なる放任主義??)
昔も今も言われることといえば
「きちんと食事しなさい」
「早めに寝なさい」
「真面目にしなさい(真剣に取り組みなさい)」
「(物事には)集中しなさい」
「よく(物事を)観なさい」
何を言うかも大切だけれど、
何を言わないでおくかはもっと大切かもしれません。
マイナスなこと(ネガティブな内容)を言われず育てられ
今もそうした状況であるのは、ありがたいことだと思います。