大人だってわかってナイ
「小さな子どもは“痛い”ということが分からない」という内容のことが、新聞の家庭欄に載っていました。
「子どもには『それ』が『痛い』ということなんだ」
が分からない、という意味だと思います。
だから、周りの大人が気をつけるようにと。
言葉を覚えて、いろいろと話すようになっても
痛いという感覚と言葉が結びつかず
不機嫌になったり、泣いたりするだけで訴えられない。
・お腹が痛い
・頭が痛い
・口の中が痛い
など具体的に言ってくれれば、親や周りの大人は分かるけれど…本人もよくわかっていないから仕方がない。
この記事を読んで思ったのが「大人は自分の不機嫌をよくわかっていないよな…」です。
周りは「あ…不機嫌そうだから気をつけよう」とわかっていても、本人は自分がそうなっているのがわかっていない。
で、チグハグになっていく。
「痛い」がわかっていたら手当て出来るのと同じように
自分の「不機嫌」がわかっていたら対処できます。
わからないと…不機嫌を巻き散らかすばかり。
痛みも含め、自分で自分の状態を知るということは、
大人になったから出来るというわけじゃないのです。