フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

偶然だけれど私に必要な言葉

今の私に必要な(と思われる)言葉が
仕事で接している患者さんの口を借りるようにして
私の前にやってきます。


患者さんは、私について話をされているわけではありません。
あくまでご自分のことについて、今感じていらっしゃること
これまでの経験から考えたこと・気づいたことなどを
ふっと口にされるだけのことなのです。


それらの言葉は、お話の文脈からしておかしくはないのですが
でも少し「飛躍感」があるのです。
ポンッ!と飛び出て来たような言葉なのです。
私からすると「なぜ今その言葉なんだろ?」とドキドキする位。


そして何よりご本人の「腑に落ち感」があります。
ご自身の経験・体験の中からの言葉なので
例えば「継続は力なり」といったよく知られた言葉であっても
文字とは全く異なる情報量がその短い言葉の中に含まれています。


前日や通勤途中でアレコレ考えていたことの本質を突くような言葉が
その日担当した患者さんの口からポンッと出てくる。


どれも短い言葉ばかり。


面と向かった会話では聞けない話や言葉なのかもしれません。
単なる偶然にしても、私にはありがたい言葉の数々です。