フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

誰とおしゃべりしているの?

電車の中でお店の中で聞こえてくるとっても気になるおしゃべりの声。
おしゃべりしている人の年齢は関係ありません。
同性どうし、男女、友人、恋人、親子、仕事…関係ありません。


声が大きくなくても、それは独特の響き(声音)を持っています。
私には「耳障りだな…」「居心地わるいな」と感じるもの。


どうしてそんな風に感じるのか?
しばらく聞いていると気がつきます。


話し手が目の前の人と会話していない
そんな時に「気になる(不快)」と感じるようです。
相手の話を聞いていない、とはちがいます。
自分のことを一方的に話している、ともちがいます。
実は、誰とも何も話していないからなのかもしれません。


話し手が「目の前の人」とも「自分」とも会話していないと
その「気になる」レベルはぐ〜んとUpします。
正直「気持ち悪い」レベルになるのです。


話し手の皮をかぶった「別人」が口を開いている
そんな不気味さです。


しばらくすると
1)聞き手にまで伝染する
2)聞き手がしらけてくる
3)話し手はますます「別人化」していく
などの展開になります。


展開1の場合、日本語を話しているけれど
危うさをはらむ地球外生物うしの会話のようです。
映画「MIB(メン・イン・ブラック)」の中の
地球上での平穏に暮らす異星人の方がずっと安全な気がするほど。
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小学生から20代にかけて、そうしたことが多いように感じます。
(小さい子供はまだ大丈夫)
誰に乗っ取られてしまうんだろ?