フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

生後12ヶ月間とその後のちがい

先々週の水曜日に映画「ベイビーズ」を観てから
聴くと必ずといっていいほど気持ちが落ち着いた
お気に入りのモーツァルトの曲も少しうるさく感じられます。
ベスト・モーツァルト100 6CD


映画の中で音の種類や大きさ、多さの順に並べると
音がない→→→音があふれている
ナミビア < モンゴル < サンフランシスコ < 東京


「ベイビーズ」はドキュメンタリー映画なので、BGMがありません。
「消音」したとしても、見ていて「うるさい…」と感じてしまう東京の場面。
「音のない」「物もない」ナミビアやモンゴルのほうが豊かに見えました。


胎教早期教育っていうけれど、
どちらの環境で育つ方が早期教育だろう?


サンフランシスコの絵本読み聞かせの場面や
東京の母子教室の場面を見ながら、
「こんな薄っぺらなことをするのが『早期“教育”』??」と思いました。


ところが不思議なことに、生後12ヶ月までは
ナミビア・モンゴルの赤ちゃんの瞳の方が賢いように見えるのですが
「現在の様子」と映された、1歳を何ヶ月か過ぎた彼らの様子からは
サンフランシスコ・東京の赤ちゃんの顔の方が賢そうに見えます。


人間が生後12ヶ月で学ぶことと
それ以後の学びでは何が違うのでしょう?