フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

気血両虚

今回は鉄剤を飲んで、貧血が改善しました。
「口から何かを摂って」というパターンで体調が良くなったのは
これで2度目。


1度目は、会社員時代の漢方薬
広州中医医院で処方された本場の漢方薬
大きな土瓶で煮出して飲んでいました。


「沸騰してから、20分間煮出す」と言われグツグツ。
その匂いが鼻に届くと「なんか効きそう」と感じ
口に含むと「ああ、これは私の薬だ!」と実感しました。
「これで、体が楽になる」と初めて飲んだ時から感じるから不思議です。


そして、2度目の今回。
鉄剤の錠剤を口に持ってくると、独特の匂いがします。
「…(イヤだな)」「(なんだか効きそう)」と半々に思います。
鉄剤独特の匂いが気にならなくなった頃、体の変化を感じ始めます。
これも、不思議です。


もう一つ面白かったことが、漢方薬や鉄剤を飲んだきっかけは
どちらも「気血不足」(脈・舌診)「気血両虚」(脈診)と言われたからです。
その言葉を聞いて腑に落ち(脳が納得し)
中医院や病院へ足を運ぶ…と具体的に動き、体調が回復したのです。


あの「しんどさ」に「気血両虚」という言葉は本当にピッタリきます。
食事だけで補えないところを、薬に助けられました。
体調が改善すると、薬の「効く」感がなくなるのも不思議です。