フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

見ていないようで見てる

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


年末年始は大掃除&整理三昧でした。
普段しない場所も掃除、片づけ、整理。


頭で段取りを組みながら、体を動かしていて気づいたことが
「アレ?両親のやり方をマネしてる??」です。


家族揃って掃除をしたのは、小学生〜中学生の頃まで。
それ以後は「家族みんなで一斉に取り掛かる」式の大掃除はなし。
各自のペースで、各自の持ち場を担当。


年末年始、いつもよりずっとずっと気合を入れて掃除していたら
父や母のやり方そっくりに動いている私がいます。
使う道具類、どこから取り掛かるか、どこにこだわるか…
どれも似ていて、自然と苦笑いをしていました。


子どもの頃、一緒に掃除をしていたといっても
手取り足とり掃除の仕方を教えてもらったわけでありません。
細かく指示された覚えもありません。


でも、無意識のうちに
両親の動きを目の端で見ていたり、耳で聞いていたのでしょう。
そして、掃除の後きれいになった様子や使った道具類を目にして
頭の中でそれぞれの関係を組み立て
自分の掃除の動きとして統合したようです。


両親の手元や動きを具体的に見ていたわけでもないのに
「これは、父(母)がやっていた方法だ…」と気づく。
不思議だと思うと同時に、ありがたいなと感じます。
(イヤイヤ感もなく自然と動けている自分がいるのですから)