フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

動きの機能をわかっていないに似てる

はてなダイアリーの「はてなカウンター」のあちらこちらをクリックしていたら「あれ〜?こんな機能があったんだ〜♪(こんな数字も出てくるんだ)」と喜んでいます。


ひとつのボタンに複数の機能が組み合わされているので、その組み合わせ方次第で表示される数字(データの切り取り方)が変わってきます。きっと便利な機能が備えられているのだと思うのですが、大雑把に使っているので時々(!)こういう展開になります。


1つのボタンに1つの機能だとわかりやすいのですが、パソコンのキーボードにしても携帯にしても組み合わせることで機能を増やしていっているので、どこにどんな機能が隠れているのか知るのが大変です。中には「え〜!?そんな分類?」「ココにあってもわからないでしょ!?」という組み合わせもあり、私の頭(傾向)との違いが見えてきて面白いです。


組み合わせが違っていたら、自分の望む機能にたどりつきません。ボタンをがんがんクリックしても、キーボードをがちゃがちゃ押しても画面は知らんぷり。時にはあらぬ方向へと飛んで行ってしまいます。


この「リクエスト」(自分がしたいこと)と「機能」(プログラム)が合うとスムーズなのに、ちょっと違うと実行されなかったりするのは、人の身体の動きと似ているところがあります。TVを見ながら身体と頭をTV画面に向けたまま、後ろのお菓子を取りたい…できなくはないかもしれませんが肩や首を痛めてしまう、に似ています。


フェルデンクライスのグループレッスン(ATM:Awareness Through Movement)をしていると、身体の動きについて「本当はこういう機能なんだ〜♪」「この組み合わせだと上手く動けるんだ!」と気づくことがあります。パソコン・ソフトの機能や電子機器のそれに比べると、私たちの身体はある程度融通がききます。それでも、あんまり無茶なリクエスト(脳からの命令)に身体に応えさせようとすると身体を痛めることになります。一方、リクエストと機能と組み合わせがぴったり合うと楽な動きができます。


パソコンやソフトの機能の十分活用できていないのと同様、自分の身体も十分に活用できていないようです。