フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

音・匂い・色・形の洪水

先日行ったショッピングセンターでのこと。
文具店の中で商品を探すこと30分。
じわじわと頭が回らなくなり、買い物リストに挙げていた文具を
「もう買わなくてもいい…」となってしまいました。
その上、貧血のようなフラフラした感じにまでなってくる始末…


食事も睡眠も十分とっているのに、おかしいな。


買い物する意欲がなくなったこともあって外へ出ました。
空は良く晴れていて、気温も丁度よく、まさに新緑五月!
外はやっぱり気持ちいいな〜♪と思うと同時に
深呼吸し、胸が硬くなっていたことに気づきました。


こんなに胸を固めていたら、頭は回らなくなるし
貧血みたいにフラフラしてくるのも当たり前です。


最近、自分は商品がたくさん並ぶお店は苦手である
ということは意識しています。
それでも、今回のような反応の仕方には「まいったな」です。


  ・大小、色形さまざまな商品が並んでいる
  ・さまざまな匂い(香り)の商品が並んでいる
  ・お店ごとに音楽・照明がちがう
  ・同じフロアにゲームコーナーがある
  ・複数の店舗が同じフロアに入っている


こうした要素が重なると、私はクラクラしてくるようです。
複数のテナントが入っているショッピングセンターやモールは
危険度大です。ワンフロアで各店がそれぞれのコンセプトで
商品・音楽・レイアウトでお店を開いているからでしょう。
特にゲームコーナーがあると、ゲーム機から出る機械音と
店内放送やBGMといっしょくたになって身体が硬くなります。


ショッピングセンターの外で深呼吸した後
「あの空間で働く人達の身体は大丈夫なのかな?」と気になりました。


身体は見事なセンサーです。
過敏でなく繊細なセンサーでありたいです。