フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

違いがわかる男

訊きたいことがあって父の部屋へ。
用件を話していたら、父は私の手にある物差しをジッと見ています。
私への答はそこそこに
「ちょっと、そのモノサシおかしいで」と言い出します。


私:このモノサシのどこがおかしいの?
父:寸法がおかしいで。ちょっと貸してみ。
私:
父:たぶんなぁ、目盛がおかしいわ。
私:???
父:見とおみ。この定規と30cmの目盛が合わへんやろ?
私:!?
父:定規の目盛がこんなんで、役に立たへんがな。
私:!??
父:ええかげんな物作ってる会社やな。


父の定規と私のそれとの目盛を合わせてみると
確かに私の定規は30cmのの目盛ところで父のより長い。
長いといっても1mmに満たない違いです。


私:なんでそんなんわかんの?
父:そんなもん見たらわかるわな。


父は毎日のように定規を使ってあれこれ工作していますが
あの小さな違いがわかる!? う〜ん…。


でも、父は母の機嫌の違いはよくわかりません。
(毎日接しているのにね)