フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

腹七分目、動きも七分目

「もう少し食べたいな♪」「まだ食べられるな♪」
で食べていくと…
「食べ過ぎた〜」「胃が重い…」
という展開になります。
(これを何度繰り返してきたでしょう??)


「もう少し食べたいな♪」は、
食事を美味しく感じそれをまだ味わっていたい
「まだ食べられるな♪」は
胃にまだ空きがあるから埋めておこう
味覚と満腹感どちらも身体は惹かれるようです。


最近ようやくこの味覚と満腹感への欲求のちがいに
意識が向くようになりました。
「おいしいから食べたいの?」「お腹いっぱいにしたいの?」
今はもう一歩進んで「ところで胃はどのくらい埋まっている?」
と、食事後半、自分の胃に(というか脳に)問いかけています。


おいしく食べられて喜んでいたのに、
食事が終わったらお腹がいっぱいで、その感覚がうれしくない…
このギャップ気づき、問いかけ始めたのです。


この問いかけをすると、私は胃の「空き容量」を感じます。
40%、30%、20%、…容量オーバー…
空きが40%だと食事の満足感が得られません。
30%前後だと満足感が適度にあり食後の行動に響かないようです。
私は「腹八分目」より「腹七分目」なんだ、と知りました。
(今の私の身体なら、ですね)


「まだ食べられる♪から食べよう」から少し距離をおく食事を
心がけている中で、フェルデンクライスのグループレッスン中
「『まだ動ける♪』の手前で動きを控えてみる」をしてみました。
おもしろいですね。
「楽な動き」を意識するより、私にはわかりやすい。
動きを七分目にしたら動きに無理がなく、
身体を感じ、動きについて考える余裕が頭と体に生まれます。


何より「(私の身体は)まだ先へ動けるのは知っているけれど、敢えてここまでしか動かないでいる」と動き(行動)を抑制している感が脳ミソ的に嬉しいようです。(←ややこしいヤツだ)


めいっぱい食べる、動く、何かする より
「ほどほどに」が実は一番効率的なのかもしれません。