フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

思い込みのミルフィーユを解く

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンは
沢山の種類があるので1年間毎週1回レッスンに通っていても
毎回違う内容のレッスンを受けることは珍しくありません。


「前回のあのレッスン良かったな♪」
 (今回もああいうタイプだといいな〜)
「今日のレッスンは超苦手だ〜!」
 (ああいう内容が続くとイヤになりそう)
…といろいろ思っていても、レッスン内容が違うので
好みのレッスンが3回連続することも
苦手系レッスンが毎回…ということもありません。


そうした多種多様なレッスンを受けることで
自分の得意不得意、好み、動きの無理やムダetcを
浮き上がらせ、区別していくことことができます。


「私は身体が硬いから…」
「わたし腹筋弱いし…」
「背筋ゼロって言われてるし…」
が、思い込みであることが、はっきりくっきりしてきます。


確かに、思うように動かないところもあるでしょうし
ある姿勢での動きが苦痛であることもでてきます。
でも、いろいろな姿勢でいろいろな動きをすることで
自分の身体のことがわかってきます。


自分の身体に対する決めつけ・思い込みがあることに気づき
得意を苦手に活用できないか?を考え工夫したり
その動きを実現するのに役に立たない「努力」「頑張り」を
減らしていったり、必要な工夫を加えていったり…。


言われるままに見たままに、自分の身体を感じず考えず
単純に機械的に動き続けていたら、
自分の身体、自分の動きに対する決めつけ思い込みが
強化されていくばかりです。(思い込みのミルフィーユ化)


特に自分の身体についての思い込み・決めつけには
根強い&根深いものがあります。
(特に過去に/現在も不快感を伴う場合)
それを梳いて/解いて/説いて/溶いていくには
アプローチに工夫が要ると思います。


その点、フェルデンクライス・メソッド
自分の身体を見直す良いきっかけとなる可能性大です。


自分の身体を扱いにくい…と感じている方
一度レッスンを受けてみてください。