フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

小中一貫校をイメージすると

小学校と中学校の9年間の義務教育を一貫して行う
小中一貫校を制度化
NHK解説委員室
時事公論「義務教育をどうするのか」

7/3(木)のニュースを聞いたときに先ず思ったのが
「え〜、同じ顔ぶれで9年間、ずっと一緒!?」です。


小学校時代のことを思い出したからです。
私が入学した時、既に100年強の歴史を持つ古い小学校。
社会科で習った「ドーナツ化現象」がぴったり当てはまる
町の真ん中にある小学校の生徒数はどんどん減っていました。
低学年は1クラス22-23名×2クラス。
高学年は既に1クラスでした。


転校していく生徒が出れば1クラスに統合される…
親や周りの大人が話すのを耳にして
「1クラスにならないように!」と祈っていました。


運動会や学芸会で高学年では「クラス対抗」がないことや
2年ごとにある「クラス替え」を楽しみにしていた私は
「1クラスになるのはつまんない」と思っていたようです。


そんな記憶から、上のニュースを聞いて
小中一貫校が各学年1クラスであるわけでもないのに
「え〜、同じ顔ぶれで9年間、ずっと一緒!?」
(つまんないな)(いやだな)(かんべんして)
と反応したようです。


小学生の私はその後、生徒の転入数増に校舎建築が追い付かない…
学校へ転校しました。1クラス42-44名×4クラス!
元いた小学校の4倍の規模の学校です。
この規模でクラス替えをしてもあまり「変化」を感じませんでした。
クラスメイトの四分の三が変わるのに!です。
4クラス程度であれば、同じ教室で学んでいなくても
運動場での遊びや放課後の活動、その他の行事を通して
同学年生の様子を見聞きしているから
「変わった♪」感をそれほど抱かないのかもしれません。


9年間いっしょ…。
想像して「息がつまりそう…」と感じるのは
私だけでしょうか?