フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

大きすぎる動きは控えめに


フェルデンクライス・メソッド(Feldenkrais Method)の
グループレッスンの前後で自分の身体の動きが変わるのですが
時々「あれ?レッスン前より硬くなった?」と思うことがあります。
私の場合、股関節と肩関節です。


私の身体は硬いです。特に前屈系が苦手。
立位体前屈開脚前屈etc 上半身は折れないし脚は開かない。
そんな私の身体でも、ここは柔らかいかも♪という部分があります。
ところが、それが曲者。
動く範囲が大きいのは悪くないな、と思うのですが
動きの質そのものには疑問符がつくし、痛みや違和感が出やすい。


レッスン後、動きの範囲が小さくなりして
「あれ?動きが悪くなった(小さくなった)?」と一瞬思います。
レッスン後は動きが大きくなる、やわらかくなるという記憶が強いと
結果をマイナスにとらえがちですが、よく観ていると
 ・動きに違和感(痛み)がない
  ・身体全体が協調しながら動いている
ことがわかります。動きが小さくなったと感じるのは
これまで「よく動く(やわらかい)」と解釈していた部分が
必要以上に動かなくなっていたからです。
余計な、余分な動きをしていないのです。


身体の各部分の動きの足並みが揃うこと
動きの大きすぎる部分は少し控えめに
動きがなさすぎる部分はもう少し積極的に
それぞれの「分」の範囲で動くと、痛みも違和感も顔を出しません