フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

応援しています、奥村奈津美キャスター



ラジオ第1「NHKジャーナル」(月〜金、22:00〜23:00)の
放送終了間際のダジャレコーナーにどうして私は興味を持つのか?


  がんばれ!NHK永井克典アナウンサー
  寝る前の緊張を解く?〜NHKジャーナル駄洒落コーナー
  週明けの放送は変化がある?〜ラジオ第1NHKジャーナル


時間調整という枠の中で、ぶっつけ本番のダジャレ(コミュニケーション)が展開するからだと思います。放送終了までの残り時間は、日によってそれぞれ。ダジャレを編集できるわけでもない。ラジオだから出演者どうしの関係性やどう見ているかどう反応しているかが表れてしまう。TVだと画面に映っていなければ、その人がどういう反応をしているTVのこちら側ではわかりません。でもラジオだとそうはいかない。ラジオでの無言とTVでの画面に映っていないは意味が全くちがう。


NHKジャーナルのダジャレコーナーを通して
「な〜んか引っかかる」「なんだか気になる」を
「何が引っかかる?→どうして引っかかる?→…」と
放送の度に継続して考えていますが、これが結構おもしろい。


7月半ばの放送以降、永井克典キャスターの返しが進化しています。
出演者のやりとりに笑えるようになってきたのです。
週が明けるたびに「お?また変わってきた♪」と感じます。
こうした変化があることで、考え続けることができています。


私の中で、ダジャレに笑えるかどうかがポイントなのでなく
(もちろん笑える/楽しめると良いと思いますが)
出演者どうしのコミュニケーションがとれているかどうか?
噛みあっているかどうか?
そこに一番関心を寄せているのだということにも気づきました。


  ・ニュース原稿を読む
  ・「西垣さん、この件にはどういう背景があるのでしょうか?」
  ・「福田さん、今日も暑かったですね」
これらは地上で展開しますが、ダジャレコーナーは空中です。
別に自身が飛べなくても「空中に参加する」ことはできるんだな
コミュニケーションに参加するっていろんな形があるんだな
と思います。(ラジオでそれを表現するのって簡単じゃないかも)

(「ブルートレイン車両を被災地の宿泊施設に」の話題のすぐあと


西垣さん:まあ、この寝台でとまりと共に夜のとばりも楽しめるんでしょうね。


永井さん:「夜のとばり」と来ましたか…。夜の闇に包まれるまで起きていないと「とばり」は楽しめませんよね。


奥村さん:目がとれいん、いや、とろんとなりそうですね。


永井さん:ひんやりとした空気が漂ってきましたが、身体がブルっ寒気がトレインっていう感じなんでしょうか?


2014年7月28日(月)22:00〜23:00放送、NHKラジオ第1
NHKジャーナル」番組終わりのダジャレコーナーより

(「土用のうしの日に特製のどじょう料理」の話題のすぐあと)


西垣さん:まあ、うなぎの代わりに泥鰌をどうじょ、と。泥鰌の丑の日になってしまいますね。


永井さん:西垣さん、そのシャレだと何の日かわからないですね。


西垣さん:まあ、安来(島根県安来市のこと)だけに、シャレも少しやすきに流れたんですね。


永井さん:最近このシャレばかり言う私たちにはさまれて、奥村さんもあるものを買ったようですね。


奥村さん:え?買った?なにか買いましたっけ?


永井さん:「どじょう」、同情をかっている、と。


奥村さん:ああ〜


2014年7月29日(火)22:00〜23:00放送、NHKラジオ第1
NHKジャーナル」番組終わりのダジャレコーナーより


このコーナーが上手くいくと、最後の出演者の挨拶がやわらかくなり
いい感じに番組が終わります。


それにしても、ダジャレを文字にするのは難しい…