フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

退屈する方々



机の前に座って物を書いていたり読んでいたら
身体が退屈し
普段の家事をしていたら
頭が退屈する。
身体か頭のどちらか一方をハードに動かしていたら
もう一方は大人しくしていているけれど、そちらは後でくたびれる。


集中力がない、根気がないと思ってきたけれど
偏って使っていたら「退屈しがち」という性格をもつ
私の身体と頭の使い方をこれまで知らなかっただけなのかもしれない。


どちらもほどよくバランス良く使っていたら
私の身体と頭は意外と時間的に長くもつし、よく動く。
バランスが悪いと30分くらいでどちらかがグダグダ言い始める。


家事をしている時
「どうすれば上手く切れるかな?」
「どうしたら段取りよくできるかな?」
「どこに置けば身体は楽に使えるかな?」
etc…考えながら工夫しながら動いていると
頭は退屈しないらしく、協力的&ご機嫌でいる。


本を読んでいる時
部屋の中を歩きながら
畳みの上でごろごろ寝返りを打ちながら
動きながら身体を感じながら、目では文字を追いかけていると
身体は退屈しないらしく、大人しくしている。


頭と身体のどちらかを使う時
もう一方の動きを止めて(固めて)しまう癖があるんだろうな
固めず、やじろべえのようにゆらゆら揺れていたらいいのに。


頭も身体も工夫&改善の「伸びしろ」はまだまだあります。