フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

動きを意識する



顔や髪、姿勢、体型
服や靴、鞄、アクセサリ−


自分の目で見える/他人の目にも見えるものには
手入れをしたり、気をつかったり、工夫をしたり…します。
買ったり習ったり、時間やお金、意識する量が大きい。


では「動き」はどうか?


日常生活の中で意識を向けることは少ないと思います。
痛みや違和感があると、それが出てこないように気を付けますが
それが治まれば、再び意識の外に追いやられます。

自分にとって、今している動きが楽か/楽でないか

これを意識しながら、楽な方へラクな方へと工夫をしていくと
何かが変わってきます。


私の工夫
・道具や家具と自分の位置関係を固めない(向き、距離、高さ等)
・利き手ばかりを使わない
・身体の好みに合う道具・家具を使う


私の変化
・動いていられる時間が長くなる
・いつもの作業にひと工夫を加えられる
・人にも自分にもやさしくなれる
・考えながら動ける(こなすだけにならない)
・よく眠れる
・慌てる、焦るから少し距離をおける


動きが楽だと、身体にゆとりが生まれ、気持ちに余裕ができる。
当たり前といえばそうなのですが
見たり聞いたりして学ぶことでもなく
塗ったり着けたり飲んだりして、実現するわけでもないので
なかなか簡単でないのですが、意識してみる価値は大きいです。