フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

情報、活用してる!?



日常生活動作の中での


  あのぉ…
  ちょっと動きにくいんですが…


といった身体からの言葉(情報)を
ポツポツ聞き取れるようになってきているのは嬉しい進歩です。
ところが、進歩の前にはいつでも壁が現れます。
私の壁は、身体ではなくです。


頭は、この身体からの情報に対処しません。
モニタールームで、モニターには映し出されているのに
そこに待機している管理人が雑誌を読むのに夢中で
モニターの方を全く見ていない…そんな映画のシーンに似ています。


情報が上がってきているのに、ほったらかし。
それでも、現場(身体)は任務遂行します。


最近の私は、モニタールームに向かって
「ちょっとぉ!仕事してよ!」と言えるようになりつつあります。
管理人達が動き出すと、情報を分析→考える→(現場に)指示を出す…
プロセスが始まります。


指示を受けた現場は早速対応します。
そこで改善されたらOK、いまひとつなら改めてその情報を発信する。


こうして身体と頭の回路がぐるぐる回り始めると
動作が楽になり、行動が軽やかになります。


身体(現場)より頭(マネジメント)が曲者です。