フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

上手くなるには量と回数が要る


この1週間でこれまで私が食べてきた量からすると
15年分の枝豆と10年分のトウモロコシの相手*1をしました。
トウモロコシは1年に1-2本食べる程度ですから
もしかすると、もっと多かったかもしれません。
(重量を計っておけばよかった…)


採りたてで新鮮、甘みたっぷりで美味しい!なのですが
大量の彼らの相手をしているだけで胸ぶくれしているので
思うほど食べられません。


今までは一通りのやり方しかしてこなかったのが
これほどまとまった量を相手したことで
調理や処理の仕方をいろいろ試したり工夫したり…と
おもしろい展開になりました。


どれだけ身体に楽に、無駄な火力を使わず、舌を飽きさせないで
処理を進めることが出来るか?
その工夫をずっとずっとし続けたのです。


立つ位置や肘を曲げる角度、お湯やお鍋の準備
粗熱をとるための段取り…etc
動きながら考えながら、調整しながら進めていきます。
「おッ♪結構いろいろ考えられてるやん♪」と自画自賛


今年最終収穫分の枝豆を処理しながら
「あれ?これって子どもの頃の感覚に似ている?」と気づきます。
思い出したのは、折り紙を使って色水を作っていた場面です。
透明でキレイな色の色水を作ろうと
ああでもないこうでもないと、飽きもせず工夫していたことを。


自分のペースで焦らず動いていたら、かなりの工夫ができます。
枝豆とトウモロコシから、意外と動く自分の頭と体を再発見しました。


工夫が生まれるには、数と量が要るようです。
(慌てと焦りは不要)

*1:相手をする=処理をする・調理する