子ども時代の楽しさを大人の今にも再現する
子どもの頃の遊びに無縁のもの
「気合」「努力」「必死」「一生懸命」「義務感」etc。
特に一人遊びが多い(メイン)の幼児の頃は
たとえ本人が真剣な顔をしていても上の言葉とは無縁です。
この頃、遊びの中にいる時は
ワハハ、ケタケタ笑うのとは違う「楽しさ」があふれています。
できなかったことが出来るようになった
何かを見つけた
工夫したら変わった
自分で自分の楽しさを見つけて、それをどんどん広げていって
広げた先で新しい楽しさを発見して…
この頃の「楽しさ」は、
いつから隅っこの方へ追いやられてしまったのかな?
集団で遊ぶようになってから?
小学校に上がってから?
社会人になってから?
家族を持つようになってから?
少しずつ「楽しさ」が端っこへと押しやられてきたように
思います。(自分で押しやったのかもしれません)
フェルデンクライス・メソッドのレッスン*1を受けると
子どもの頃の楽しさが突然蘇ることがあります。
(「思い出す」というより「蘇る」という感覚です)
探していたわけでもないのに、突然目の前に現れたことに驚き
懐かしさというより、安心感をおぼえます。
「失っていなかったんだ!」という驚きと安心です。
この「楽しさ」をレッスン以外の場面でも移せることに
ようやく気づき始めています。
フェルデンクライスのレッスンで蘇った「楽しさ」を
レッスン以外でも再現できるのでは…?と。
再現には「忙しくないこと」が条件のようです。
「楽しさ」の探索はつづきます。
(そもそも、子どもは忙しくない、です)
*1:フェルデンクライス・メソッドのレッスン
2種類のレッスンがあります。
グループレッスンと個人レッスンです。
グループレッスンはATMと呼ばれています。
Awareness Through Movement(動きを通した気づき)の略です。
個人レッスンはFIと呼ばれています。
Functional Integration(機能的統合)の略です。