フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

痛みがなければ考えられる、工夫する



子どもの頃から靴に苦労してきました。


  試着すると、親指の付け根が当たって
  つま先が当たって
  足の甲が当たって   …痛い


  買って歩くと、足裏が延ばされ
  足指の関節の曲りが不十分で
  かかとが安定しなくて   …痛い


シューフィッターさんがいるお店で「痛い」を訴えると
勧められるのは幅広の靴。
最終的には「4E」までいきました。


あるお店ではインソール(中敷き)を勧められました。
フットプリントをとって、私用に作成する1点物。
これも試しましたが、靴を履く「足」は良くても「脚」がいまいち。
(膝や股関節がブツブツ文句を言います)


あれこれ要求&ブツブツ文句の多い私の足。
おしゃれな靴は諦め、ドイツ製の“ごっつい”靴を
ヒールやソールを交換しながら20年近く履いていました。
…が、穴があいて限界。


新しく買い求めた靴(2種類)は
日本製で、特別なインソールもありません。
但し、足幅は「E」と「D」、サイズは25cm。
4Eから「D」へ細くなり、24.5から25cmへ長くなりました。


愛用してきたドイツ製の幅広頑丈靴との違いに
私の足も脚はもちろんのこと、身体全体が、そして頭が
「え〜っと…これは、どう対応したらいいのかな?」と
戸惑っています。


特に足幅「D」の靴は、かなり面白いです。
身体と頭、総動員で対応しています。
歩いて(動いて)→感じて→考えて→修正して→歩いて…
歩く時、これまで使っていなかった筋肉が動員されているのを
感じます。すると、それに関係する骨の位置も変わってくる…。


私が面白がっていられるのも、
頭と身体が大忙しでいられるのも、
これらの靴が自分の足部の骨格に比較的合っていて
痛みが出てこないからだと思います。