フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

静けさに筋肉はゆるむ

私の耳は家電や機械のモーター音が気になるらしい。
特に、静かな夜や朝方、寝ようとする時、目が覚めた時
家の中にあるモーター音、振動音をとらえるようです。


下の階にある冷蔵庫のモーター音や
庫内の何かが接触して振動する音を拾ってきます。


小さな音だから気にしなくていいのに
日中、活動している間は気にならないのに
夜や朝方、眠りの前後ではダンボのような耳になって
微かな高い音を感知するようです。
ダンボ (ディズニー・ゴールデン・コレクション)


「聞き間違い?」「耳鳴りの一種?」と気になって
音がどこから出ているのが探し、錯覚でないことを確認します。
錯覚でないことがわかっても、その音を消せないと
「気になるな…」は中々おさまりません。


コントロールできない自宅内外で発生する音に
耳栓で対応しています。
ああした種類の音は耳の奥に「着いて離れず」手ごわい。


今朝も、目が覚めてしばらくしたらこれまでに聞いたことのない
リズムのある高い音が聞こえてきます。
どこから発しているのか部屋を移動して探りますがわかりません。
「聞き間違い?」と自分の耳を疑いながら
窓を開け、外の音に耳を傾けた途端、朝5時の静けさに
耳の後ろから首肩にかけての筋肉が緩んだこと
上下の奥歯の距離が開いたことを感じ
聞き間違いでないことを知ります。


この「静けさを耳が聞いて筋肉が緩む感覚」がおもしろくて
窓を開けたり閉めたりをしばらく繰り返していました。


音の正体を探り当てることはできませんでしたが
音と耳・筋肉のつながりを実感したことは収穫になりそうです。