フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

あ〜あ、起きちゃった


朝、目覚めた直後に始めるATM*1
レッスンを録音したものを聞きながら布団の中で動きます。
冬の今は、毛布との摩擦が高まり思うように動けません。
なので「動いているつもり」のイメージによるレッスンです。


ATMは、耳で聞いて、ある姿勢をとり、身体を動かしていくのですが
想像していただくとわかる通り「言葉で動き/姿勢を表す」ことは
それほど簡単ではありません。


例えば「正座をしてください」という指示を聞けば
日本人ならどういう姿勢を意味するのかわかります。
でも、外国の方にこの姿勢から始まるレッスンを指導するとしたら…
指示は一言では済みません。


しかも、レッスンには「??」な普段の私たちの生活の中では
馴染みのない動きが結構あるので「たとえ」を使って指示をすることも
以外とできなかったりします。


そんなフェルデンクライスのATM。


今朝のATM、中盤からの動く前にとる姿勢が「??」なものでした。
動きの指示(言葉)は正しいのかもしれないのですが
その姿勢から始まる動きをイメージできないので
「この姿勢(手足の位置)で正しいのかな?」となりました。


動き続けても「?」は解消されません。
「ホントにこれでいいのかな?」と何度が思っていたら
「頭」が目を覚ましてしまいました。


頭が少しずつ目を覚ましていく様子が
動きの質と身体の楽しさで測れます。
頭が目を覚ますと、半醒半睡でのATMの楽しさはおしまい。


「?」があると、頭は考えてしまうんですね。
解決したいんだろうな〜。

*1:ATM
フェルデンクライス・メソッドの2種類あるレッスンのうちの
グループレッスンのことです。
動きのお手本はないので目は忙しくありません。
いつも忙しい目に代わって、耳で言葉による動きの指示を聞いて動きます。
一つのレッスンは5〜60分くらいです。(随分、幅があります)