ATH(Awareness Through Housework)家事を通した気づき
「家事」というルーティンだけれど複合的な動きは
1日に3回
毎日
2−3日おき
1週間に1度
だったり…と、頻度はさまざまですが、繰り返されます。
それに加えて、時間制限と仕上がり具合の良し悪しがあり
一つの家事毎に出来不出来がはっきりします。
また、段取りや身体の使い方の工夫をしないと
心身共にくたびれてしまいます。
「繰り返し」と「各種の制約」がある家事だからこそ
身体の動かし方が大切になるようです。
(道具や姿勢も大切ですが)
これまで「家事」という作業に没頭していて
身体の動かし方に注意を向けていませんでした。
だから、慣れがあるだけで進化はなかったのです。
それが、身体の動きに注目しながら家事をすると
動きが少しずつ少しずつ変わっていくのがわかり本当におもしろい。
実験室でフラスコの中の変化を観察しているような感覚です。
家事でも、動く→感じる→考える→動く…をする。
様々な身体の動きが含まれる家事だからこその面白さがあります。
頭も身体も使う、マイペースで進められるという点で、
家事はレッスンの一つとなりそうです。