フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

遊びなら実践可能

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンの良い所は
「(家に帰っても)実践できる」だと思います。


レッスン内容を全て記憶していなくても
印象に残った部分だけを自宅で復習することができます。
音楽も要りません。単純な繰り返しもありません。


レッスンに参加してくださった方々が
久しぶりに来られておっしゃる言葉に
「気に入ったところだけを、家でしていました」
「同じ動きばかりになりますが、私には効果があって」
というものがよくあります。


私が初めてグループレッスンに参加したその後がそうでした。
レッスン開始直後にある「ボディスキャン」
(仰向けに寝て、身体を丁寧に感じること)
が面白くて、しばらくはそればかりを自宅でしていました。


同じような内容を毎日繰り返すのですが不思議と飽きません。
毎日何かしら新しい発見があったからだと思います。
(今も「ボディスキャン」が好きです)


そのうち、自分で創作するようになりました。
創作というより、より細分化したボディスキャンでしょうか。
子どもが好奇心に従い、一人遊びを発展させるのと似ています。


自分で工夫ができること、毎回何か発見があること
頭にとっても身体にとっても「遊び」の部分があるから
私は、フェルデンクライスを続けているのだと思います。
練習や修行、苦行よりも遊びの方がずっと楽しいですから。