フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

頭の位置が変わると子どもに戻る

フェルデンクライスのグループ・レッスンで
仰向け寝の姿勢で、
 ・身体の中心線から左右どちらかにずれる
 ・左右どちらかに回旋させる
 ・左右どちらかに側屈する
といった位置に頭がくると、私は方向を失いがちです。


上の3つが組み合わさった、或いは全てを含んだ姿勢になると
自分の頭と身体の位置関係を把握するのが怪しくなります。
時には頭が胴体から離れているような感覚になることも。


自分の身体をとらえることが難しくなり、少し混乱するのですが
その「あれぇ〜〜??(何コレ?)」な感覚は、子どもの頃の
 ・鉄棒に足(膝)を引っかけて逆さまになったり
 ・父に肩車された状態から、クルクル回されて地面に下ろされたり
 ・クルクル回る球体の公園遊具に乗ったり
 ・ブランコを高く高くゆらした(こいだ)り
した時のそれに似ています。
よく知っている風景なのに、上下逆さまになったり回転が加わることで
違う世界に来たような、初めて見る景色に囲まれるような
そんな感覚です。


そんな子ども時代の感覚が、レッスンの動きで蘇るからか
口元は自然とニヤニヤしてきます。
どんな景色が見えてくるかと。