頭を使え!
「頭つかってるか!?」
「考えてるか!?」
これらの言葉を周りの大人から言われたのは
決まって何か作業をしている時。
机に向かって「お勉強」している時に聞いた台詞ではありません。
道具を使って工作していたり、何か手伝いをしている時
もたもたしていると上の台詞が飛んできました。
道具の扱いが上手くない、といったことでなく
扱う道具や対象となる物との位置関係、距離について
「頭を使っているか?」「考えているか?」を
問われていたのだと思います。
自分の身体がどういう位置にあれば
無理なく楽に動けるのか(力を伝えられるか)
身体が小さい、力が小さいとは関係のない事柄について
「頭を使え!」とアドバイスしてくれていたのです。
何より、ケガをしないためにも。
そして、こうした言葉は母や周りのおばちゃん達からでなく
父やおっちゃん達の口から出ていたことを思い出します。
身体を使う時は、頭を使わないといけないのです。