フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

違いに気づいて選ぶ

フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンでは
  ・努力の要らない範囲で動く
  ・小さく動く
  ・ゆっくり動く
  ・何かを達成しようとしない
  ・動くことを目的としない
  etc
といった言葉が聞かれます。


レッスンの中で生まれる「違い」を感じるためです。
  ・前回のレッスンとのちがい
  ・10分前とのちがい
  ・身体の左右、前後のちがい
  ・物の見方や考え方のちがい
  etc
「ちがい」というか「変化」というか
ある時点で切り取ったら「ちがい」
時間のながれの中で見たら「変化」かな?


違いを見つけること気がつくことを面白がってきた私ですが
「ちがい」の何が大切なんだろう?と考え続けてもきました。


違いに気がつけば、違いを知っていたら
その違いが道しるべとなって現れ、どこへ行くかの選択ができます。
違いに気がつくことで、好き嫌いで選択もできるし
「こうありたいな」と先のことを考えての選択も可能です。


選んだ先で、また違いを見つけ、そこでもまた選ぶ。
AとA'ほどの小さな違いでも、選び続けながら歩いていけば
思いもかけない場所に立っているかもしれません。
何より「こんなはずじゃなかった…」という後悔なしで。
(「こんなところに来ちゃった〜」という驚きはあるかも)


人生の大きな選択はハードですが
自分が見つけた「違い」による小さな選択はストレスになりにくい。
自分自身で選ぶことを積み重ねていくことは大切。