宅急便ドライバーさんとの会話
インターネットで買い物をするので、荷物が届きます。
今日も玄関チャイムが鳴ってインターホン越しに
「宅急便です」の声。
玄関に出ると、昨日の配達と同じドライバーさん。
思わず「昨日も(配達に)来ていただいて」と口にしたら
いつもお家にいらっしゃるところには
何回来てもいいんです。
と笑顔でお返事をもらえました。
普段、ハンコ押して「おおきに」で終わるのが
今日はいつもと違う言葉をかけたら、
思いがけずドライバーさんと笑顔で小さな会話ができました。
私が何も考えず荷物を受け取っていたことが
ドライバーさんにとって「(在宅していて)助かる」だったこと。
NHKクローズアップ現代の放送内容を思い出しました。
(2015年1月14日放送「モノが運べない!?物流危機」)
郵便局窓口でゆうパックを、コンビニで宅配を依頼する時
送り状の「配達日指定欄」「時間指定欄」を記入しながら
「これって利用者は助かるけれど、配達する人大変だろうな…」と
思います。
インターネット上では「配達状況」も確認することができます。
不在通知票がポストに入っていたら、再配達も電話で簡単に頼めます。
荷物を中心にして、物流に関わる人たちがひとまとめに
網を掛けられているような感じです。身動きするゆとりがない。
荷物の向こう側で働く人のことを思うと、
自分が運んでいるわけでもないのに息苦しくなってきます。
そんな中での、今日のドライバーさんから聞けた言葉は
利用者としての私の心苦しさをほんの少し和らげるものでした。