今、自分は何をしているのか?
フェルデンクライス・メソッドのグループレッスンで
「ゆっくり慌てず動いてください」
「丁寧に身体を感じてみてください」
といった指導者からの言葉を聞くことがあります。
(私自身そうした言葉を使うことがあります)
自分にとって耳慣れていた言葉だったし
自分の身体にとっても慣れた言葉だったのですが
今朝ふと気がつきました。
自分が何をしているか?が分かれば
ゆっくりでも、速くても
丁寧でも、(一見)雑に見えても
自分のペースでOKなんだ〜!!
「今、自分が何をしているのか」「何を感じているのか」を
つかむため、自分に合ったスピードやリズムで動けば良いのです。
逆に言うと「自分が何をしているのか」の視点がなく
ゆっくり/丁寧に動いているだけでは意味がない…のだと。
レッスンの動きが楽にできても大した意味はない…のだろう、と。
「今、自分は何をしているのか?」を観ようとすると、私の場合
動きは遅くなり
肩の力が多少抜け
一点凝視的な目の使い方は減り
浮つきがちな気持ちは下へ降りて …きます。
「今、自分は何をしているのか?」
自分の身体の動き、行動、言動、感情反応etcを
客観的な視点で見る/観察することができたら
習慣や癖に変化をもたらすことが出来るかもしれません。