しげる君は私
「子どもはみんな問題児。」
(中川李枝子/著、新潮社刊)
図書館の新着図書コーナーに並んでいた中に見つけました。
新書くらいの大きさ。
著者名を見て
表紙と中の絵(装画・挿画は山脇百合子さん)を見て
すぐに借りました。
私にとっての中川李枝子さんは「いやいやえん」。
山脇百合子さんも「いやいやえん」。
保育園時代、お昼寝時間前の本の読み聞かせに
「いやいやえん」がありました。
あまりにも面白くて、寝入ることができない日があったくらい。
お話を聞きたいから、眠くても目を閉じないでいようと必死。
私も「いやいやえん」に通いたい!と思っていました。
小学校に上がり、自分で読めるようになると
「いやいやえん」を買ってもらい、何度も読んでいました。
自分と本、自分と登場人物の境目がなくなるような。
何度読んでも主人公のしげる君の行動にドキドキしていました。
「しげる君」は私だ!と思っていたのでしょう
どーして私のこと(考えていること)が
こんなにわかるんだろ(バレちゃうんだろ)?
と、いつも不思議に思っていました。
「子どもはみんな問題児。」を読んで
今の私は何を感じ思い出すのでしょう?楽しみです。