フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

TV画面に背を向けて何してるの?

久しぶりに録画を見て驚いたこと。
(TVなし生活、丸一年経過)
気がつくと、TV画面を背に音声だけを聞いています。


「あれ?」と思い、画面に身体を向けるのですが
気がつくと、「背を向ける」「横向いて目を閉じている」を
無意識にしています。


対談がメインの番組だったからかもしれませんが
以前なら、話し手と聞き手の表情(反応)も見たいと
画面をじっと見ていたのです。


自分の反応に興味を持ったので
博物館紹介その他の「見ないとわからない」番組で試してみると
動きがそれほどない落ち着いた内容であっても
目を画面からそらそうとします。


「ねえ、これだと番組内容がわからないでしょ」と思うのですが
身体が画面に向うとしません。録画を見るのをあきらめました。


ラジオ放送をPodcastで聞くだけの生活をしているからか
人が多くない環境で生活しているからか
視覚情報の処理能力が下がってきているよう
視覚情報に対する耐性が低くなってきているように感じました。


とはいっても「見なくちゃ」「処理しなくちゃ」とならず
身体の方が自動的に幕を下ろしている感じがあり
上手く働くものだな〜別のところで感心。


目や耳を必要以上に興奮させる刺激に囲まれて
子どもの頃からずっと生活してきたのだなと改めて思います。


刺激の種類も量も多いと区別ができなくなります。