裏切りの報酬

フェルデンクライスのグループレッスンでは
レッスン指導者の「動きの指示」を聞きながら動いていきます。
動きのお手本は示されません。
「動きの指示」に対する私自身の解釈や聞き方
何より動き方次第で、レッスンの結果が変わってくるから面白い。

　　その動きってこうでしょ！
　　こう動くべきなんじゃない？
　　しっかり大きく動かなくちゃ
…と身体を動かすことについての思い込み（私の常識）を
指導者の言葉による誘導や私自身の「イヤ待てよ…」と疑うことで
少しずつ外していきます。

思い込みが上手く外れた、上手く距離をおけると
レッスン途中でも「へっ！？」と裏切られる瞬間があります。
私の動きに変化が現れる、私の予測が裏切られるのです。

　　私ナニした？
　　どこからこの変化がやってきたんだろ？

この前触れもなくやってくる予測外、裏切られ感を
驚き不思議がり考え込みながら、レッスンを受けています。
（これがあるから続けているんだろうな）