フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

上手くできたレッスン

  無理をすると
  力技でねじふせようとすると
  感じ、考えないと
  適度に休まないと
  必死に取り組むと
  急ぐと
  身体の軟らかさを過信していると
  ……


目的の動きができなかったり、後で身体の何処かが痛かったり
何よりおもしろくなくなる…のが
フェルデンクライス・メソッドのレッスンです。


レッスンの動き、展開、構成など本当によくできています。


身体(筋肉)を動かすことに一生懸命になると
「感じる」「考える」が隅に追いやられてしまいます。
「動く」「感じる」「考える」のバランスがとれていると
動いていて楽しく、気持ちも思考も愉しく
レッスン後、身体と脳内が整理されたような感覚になります。
「よく動いた!」でも「よく考えた!」でもない
身体の各部位の緊張がならされたような
頭の中の波風が少し穏やかになったような
そんな感想を持ちます。


レッスンの度にそうなる保証がないところも
フェルデンクライスのおもしろさであり手強さです。