フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

フェルデンクライス1年目終了

 昨年2007年4月に開講したFPTP京都(Feldenkrais Professional Traning Program in Kyoto)
(京都フェルデンクライス指導者養成コース)を受講している。
 ◆ 1年間に3学期(「セグメント」という)(40日間)× 4年間 = 160日間
 ◆ 春(G.W.)+ 夏(夏休み・8月上旬)+ 冬(お正月休み・1月上旬)= 3セグメント(40日間/年)
 その1年目がこの1月に終了した。


 朝9時から夕方5時頃まで、会場にいて頭と身体・感覚をフル回転させ講義を受ける。
 仕事を休み、英語による講義(通訳あり)を聞き、身体を動かし、他人の身体に触れ・・・
と非日常的な空間と時間に身をおいていると、脳ミソは慣れないことを処理するために
フル回転しているらしく春・夏のセグメント以上に毎日アップアップした感じを抱いていた。


 脳ミソが、私の脳ミソが、何だかおぼれている〜・・・、
と感じながら通った講習をなんとか終えホッとしていた所へ、
同じ受講生から寒中見舞いハガキが届いた。
 ー残すところ、9セグメントですねー
修了まで4年間もあるとのんびり構え、毎日の講義についていくことだけに必死だったから
過ぎた1年目のことばかりに目が向き、残りの時間を思うことなどなかった。


 これまで私が気づかなかった身体の感覚や動きの感覚、物の見方・考え方が新鮮で、
座学も実習も、休憩時間のおしゃべりも、Study Groupでの勉強会も楽しかったのが、
セグメントが進むにつれだんだん「???」と混乱がまじってきている。
そうした混乱を感じ始めている中、「残り9セグメント」とあらためて知らされるととてもあせる。
毎日通学して学ぶシステムではないから、
セグメントとセグメントの間の時間をどう過ごすか?が影響するだろう。
あせっても仕方ないと思うものの、お金と時間をかけて受講するFPTPである。
あせりを感じつつ、おぼれる脳ミソは
フェルデンクライス・メソッドのことを毎日考えるという手しか思いつかない。