フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

FPTP京都のStudy Group

FPTP京都【京都フェルデンクライス指導者養成コース】(Feldenkrais Professional Training Program in Kyoto)では、Study Groupという自主勉強会グループがある。

各グループが、メンバーのスケジュールに応じて、2週間に1回、或いは1ヶ月に1回程度、平日の夜や日曜日に集まり勉強会を開いている。

この自主勉強会が非常におもしろい。

各グループによって、勉強する内容も進め方もさまざまだろう。
指導する「先生」の存在もなく、先輩後輩もいない。「FPTP1年生」という同級生どうしで、テーマや進行をあーだこーだと探り、どんな講義内容だったか?の記憶を「ああだったかな、こうだったかも」と思い出しながら進めていく。
モンタージュ写真・ジグソーパズルを皆で作っていくような感じである。
出来上がった写真(パズル)を見て、参加者それぞれが「あの日の講義・実習はこういうことだったんだ」と再確認したり、まだ欠けているピースの存在に気付いたりする。

勉強会は、幼稚園や小学校低学年時代、友達どうしで色々な遊びを作ったり、近所のお兄ちゃんお姉ちゃんの遊びを真似たり、そして自分たちなりのルールを作り、バージョンアップさせていった、そんな雰囲気がある。
親や大人の目を意識せず「遊び」そのものに夢中になっている、そんな空気が勉強会にある感じがする。学ぶことそのものはもちろん面白いのだが、そうした懐かしい雰囲気を勉強会の後ろ(底)に感じることが私にはおもしろくて不思議なのだろう。