フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

フェルデンクライス・メソッド 京都ワークショップ

フェルデンクライス・メソッド 京都ワークショップの案内が届いた。
このワークショップは、出口和世さんが主催され、講師に安井武さんを迎え、今春で36回目を迎える。  京都仁和寺内の御室会館大広間で、毎年春と秋開かれている。
 ◆ 京都ワークショップの詳細 http://feldenkrais.web.fc2.com/Pages/kyoto_wshp06.html
 ◆ フェルデンクライス研究会HP安井武さん主催) http://www.feldenkrais-jp.com/
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京都ワークショップの特徴

  • ATM(Awareness Through Movement)三昧
    • あいだに10分間程度の休憩をはさみながら、40〜50分程度のATMレッスンを2日間にわたりいくつもする。
    • 贅沢な空間の中でのATMレッスン
  • 天井が高く、体育館並の広さがある大広間
    • 一人2〜3畳分位のスペースを使うことができる(=自分の動き・内部に集中できる)
  • 五感を刺激する環境
    • 周りは障子なので、外の光が柔らかく入ってくる(視覚
    • 冷暖房を点けないので窓も障子も開けたままだから、境内の色々な人の声・木々の音・鳥の鳴き声が自然と聞こえてくる(聴覚
    • 安井先生の良く通る落ち着きのある声による動きの指示(聴覚
    • 寝転がってするATMに最適な畳(触覚)
    • 境内に沢山ある木々の葉・花の香りが広間に入ってくる(嗅覚


安井先生の動きの指示に従い、慣れない動きをしながら、身体の感覚に注意を向け続ける。時に眠気に襲われ意識がなくなったり、日常生活とは全く異なる動きの連続に脳は悲鳴を上げる。口をきくことも億劫になる頃、夕方を迎え観光客の数が次第に減り、だんだんと境内が静まってくると読経が聞こえ閉門時間となり、その日のレッスンは終了となる。

FPTP京都に参加するようになって、ATMに対する感じ方・考え方・見方に少し変化が出てきている。ATM中の、自分の身体に対する感じ方や内面の見方にも変化がある。それでも、仁和寺のあの大広間でのびのびと身体を動かす楽しさや気持ちよさ、開放感は変わらない。